キャンプギアを眺めながら暮らす幸せ
筆者はコロナ禍以降、四国の剣山麓にある山小屋で過ごすことが多くなりました。
山小屋ではその辺に落ちている小枝がそのまま燃料になるため、ファイヤーボックスやソロストーブなどの焚き火台、ダッチオーブンなどのキャンプギアを使って調理するなど、キャンプのような日々を過ごしています。
また、山小屋近くの原生林にプライベートキャンプ場を所有し、デイキャンプやソロキャンプにフル活用中です。
キャンプギアはディスプレイ収納がおすすめ
キャンプをするうちにいつのまにか増えていくキャンプギア。どれもお気に入りのものばかりなのに、キャンプの時以外は使わず、押入れに収納したままではありませんか?
せっかくなら見て楽しめてさっと使えるディスプレイ収納がおすすめ。
ディスプレイ収納は、キャンプギアを眺めながら、たまに使用することによって、普段からメンテナンスをすることが可能です。
また、毎日キャンプギアを見ているので、異常にも気づきやすくなります。たとえば、いざキャンプにダッチオーブンを持っていったけれど、中が錆びていて使いものにならなかった、などということもなくなります。
なによりも、キャンプギアをディスプレイして眺めていられること自体が、キャンプ好きにとっては楽しいはずです。
キャンプギアをディスプレイ収納するポイント
ここでは、ディスプレイ収納する際のポイントについて解説していきます。
ディスプレイ収納のポイント①収納棚やボードを使って見せる収納にする
収納棚やボードを使いキャンプギアをカッコよくディスプレイし、インテリアとして眺めて楽しめるようにしましょう。
また、ディスプレイしていつも目にしていることで、キャンプのときに素早く準備がおこなえます。
ディスプレイ収納のポイント②使いやすいようにディスプレイする
キャンプギアをディスプレイするときは、なんとなく飾るのではなく、手に取って使いやすいように、ディスプレイすることがポイントです。
たとえば、筆者の場合は使用頻度の高いキャンプギアを目線の高さに置くようにしています。そうすることで、かがんだり背伸びしたりせずに、キャンプギアを手にとることができます。
また、置く場所についてもよく使うものは手前側に置くなど、取り出しやすくすることもディスプレイのポイントです。
ディスプレイ収納のポイント③ディスプレイするギアを厳選する
焚き火台やクッカーといった、普段の生活でも使用するキャンプギアは、ディスプレイ収納に向いています。
逆に、テントや寝袋のようにかさばって重いキャンプギアは、普段あまり使わないのでディスプレイ収納するのではなくて、押入れなどの取り出しやすい位置に収納すると便利です。
キャンプ好きはこう収納する!キャンプギアのディスプレイアイデア
ここからは筆者がどのようにディスプレイ収納をしているかを紹介していきます。
カッコよくディスプレイする
キャンプギアをカッコよくディスプレイすることで、毎日の暮らしのモチベーションアップにもつながります。収納棚は自分のお気に入りを探して使用するのがおすすめです。
筆者が使用しているのはAmazonブランドのスタッキングラック。とても渋くてカッコよく、つくりも頑丈なので気に入っています。
また、折りたたむとコンパクトになるので、キャンプ場で収納ラックとしても使用可能です。
このようにお気に入りの棚にカッコよくディスプレイし、きちんと整頓された空間で暮らすことは、その人の人生を大きく変えてくれることでしょう。
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室内からも室外からも手にとれるようにする
筆者の場合は、昼間は外でキャンプギアを使って調理をし、夜は室内でお酒のつまみなどを手作りすることが多いため、室内からも室外からも道具を手にとることができるように工夫しています。
ラックには、ガスボンベやバーナー、コロダッチなどのクッカー類、ステンレス製断熱ボトル、本や雑誌、香辛料、卵や小麦粉(冬の季節は気温が低く天然の冷蔵庫になる)などを収納しています。
ギアをすぐに使用することができるので、道具などを持ち運びして行き来する手間を省くことが可能です。
画像のラックは背中側にメッシュを入れて組み立てる仕様になっていましたが、そのメッシュをはずしました。強度的にも問題ないようです。
Wolizom大容量 整理棚
日常生活でキャンプギアを普段使いする
チェアやダッチオーブン、寸胴といったキャンプギアは収納せずに普段使いしています。お気に入りのギアを家でも使用することで、キャンプ気分が味わえますよ。
薪ストーブの上にダッチオーブンを置いておくと、鋳鉄製のため輻射熱でとても暖かく、ジャガイモや卵を入れておけば、勝手に調理をしてくれます。
また、薪ストーブは長時間煮込む料理にも大活躍。ダッチオーブンや寸胴で何時間もかけて煮込んだ豚の角煮は絶品です。コロダッチを薪ストーブの火の中に入れて、調理することもあります。
このように、日常生活にキャンプギアを取り入れるのもディスプレイアイデアとしておすすめです。
テントや寝袋などかさばるものは押入れへ収納
ディスプレイ収納ではありませんが、テントや寝袋、ザックなどは、キャンプ以外で使用することはほとんどないので、押入れに収納するようにしています。
布団を入れる押入れは奥行きがありかなり広いので、奥や壁際にラックを置いて、衣類や小物のキャンプギアを収納し、手前に大きいテントや寝袋類を置くようにすると、キャンプのときすぐに取り出せて便利です。