ロードバイク「ANCHOR RP9」

​タイヤ開発における解析研究を担うブリヂストンの基盤技術部門とブリヂストンサイクルが共に作り上げた解析システムで、素材、空力、強度、剛性、質量など、走りに関係する様々な要素を計測、シミュレーションし、解析して、ペダルを踏んだ力を無駄なく前へ「進む力」に変え、より速く、より快適なバイクを生み出すフレーム開発技術です。今回、世界を制したトラックバイク開発を通じ、この技術にさらに磨きをかけ、各要素を競技特性に合わせ高次元でバランスさせたオールラウンドバイクが生まれました。

ロードバイク「ANCHOR RP9」

​トラックバイク開発において培った、数値とフィーリングの関係性を検証・解明する経験を活かし、空力性、軽量性をRS9sより高めつつプロレベルの官能評価でも「踏んだら踏んだだけ進む」と高評価を得られる十分な剛性フィーリングを実現しました。
ダウンチューブはねじれ剛性と空力性能を両立するために幅広のカムテール形状とし、チェーンステーは限られたスペースで剛性を確保するため、チェーンリングやパワーメーターの制約を受けないノンドライブサイドを最大限大径化する左右非対称の形状を採用しました。

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Greenfield編集部

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