満員電車の回避や健康のために、ロードバイク通勤を検討する人もいるのでは?そこで本記事では、通勤用のロードバイクを選ぶコツや、事前に確認すべきポイントを紹介します。おすすめのロードバイクもピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
ロードバイク通勤の前に確認しておくべき3つのポイント
ロードバイクで通勤を検討している人は、事前に以下の3点を確認しておきましょう。
- ロードバイクで通える距離か
- ロードバイクに適した服装か
- 会社の通勤規定に違反しないか
ひとつずつ説明しますので、ぜひチェックしてください。
①ロードバイクで通える距離か
自宅から会社まで、ロードバイクで通える距離かどうかを確認しましょう。ロードバイクで無理なく通勤できる距離は、10km前後が目安とされています。雨天時や風の強い日だけでなく、夜間の走行も視野に入れて検討するとよいでしょう。
②ロードバイクに適した服装か
ロードバイクで通勤するときは、服装を考える必要があります。裾がチェーンに巻き込まれたり、雨上がりの泥はねで汚れてしまったりしたら、スーツが台無しです。
たとえば、裾をとめるベルトを用意する、雨の日はレインウェアを着用するなど、ロードバイクに適した服装を事前に準備しておきましょう。
なお、雨の日に役立つロードバイク用のレインウェアについては、こちらの記事も参考にしてください。
【2023年版】ロードバイク用おすすめレインウェアを紹介
③会社の通勤規定に違反しないか
ロードバイクで通勤するためには、会社の同意が必要です。なぜなら、自転車通勤が禁止されている場合や、条件付きで認められているケースなど、会社によってさまざまな規定があるから。ロードバイクで通勤が可能かどうか、事前に会社の通勤規定を確認しましょう。
通勤用のロードバイクを選ぶコツ
ここでは、通勤用のロードバイクを選ぶコツを3つ紹介します。
フレームは丈夫なアルミ素材を選ぶ
ロードバイクの主なフレーム素材は、アルミ・カーボン・クロモリの3種類です。通勤用の場合は、重すぎず丈夫なアルミ素材が適しているでしょう。
また、アルミ素材は価格面でもおすすめです。理由は、カーボン素材より安価に購入できる場合が多いから。手に入れやすいので、初めてのロードバイクにも最適です。
タイヤは太めのサイズを選ぶ
通勤用ロードバイクのタイヤは、太めのものがベストです。走行の安定性や、パンクの防止を考慮すると、設置面積が大きくてグリップ力がある、28C以上のタイヤがよいでしょう。
なお、タイヤ幅には、「23C・25C・28C・31C」とさまざまな種類があり、数値が大きくなるにつれてタイヤが太くなります。タイヤの幅は「C(=mm)」という単位で表記されますので、覚えておいてください。
コンポーネントは予算と走行環境で選ぶ
予算や走行環境に合わせた、コンポーネントの選択も大切。コンポーネントとは、変速機やブレーキ・シフトチェンジなどの部品のことで、ロードバイクの性能に影響します。
たとえば、高価でグレードが高いコンポーネントは性能がよいため、スムーズなブレーキや変速が期待できます。しかし、通勤の場合は、それほど高いスペックは必要ありません。シマノ製のコンポーネントであれば、ミドルグレード以下でも、十分といえるでしょう。
コンポーネントについては、下記の記事もあわせてご覧ください。
ロードバイク選びの重要ポイント!ロードバイクのコンポーネントの選び方
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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