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最近、じわじわと人気を集めているディスクゴルフについて、その歴史や魅力、ルールなどについてわかりやすく解説していきます。ディスクゴルフをやってみたい、気になっていた、というかたはぜひ参考にしてください。

ディスクゴルフについて

ディスクゴルフ

ディスクゴルフとはその名の通り、ゴルフボールの代わりにフリスビーのようなフライングディスクを使用して楽しむスポーツです。

ゴルフの場合は、クラブをそろえたり、ウェアをそろえたりと、道具をそろえるのにかなりの費用がかかります。しかしディスクゴルフは、フライングディスク1枚だけではじめられます。

ディスクゴルフの歴史

フライングディスクの元祖であるフリスビーが開発されたのは1948年のこと。

ほどなくして、鉄のゴールをめがけてフリスビーを投げる競技が誕生し、現在のディスクゴルフのピンフラッグであるチェーンバスケットが登場しました。

やがて、フリスビーをゴルフのようにして楽しむスポーツが派生し、1969年に最初のディスクゴルフトーナメントが開催されます。

少しずつディスクゴルフのプレイヤーが増え、本場アメリカには現在、約400カ所のディスクゴルフコースがあります。

日本で最初にディスクゴルフコースが誕生したのは1985年のこと。国営昭和記念公園内に18ホールのコースが初お目見えしました。

 

ディスクゴルフの魅力とは

ディスクゴルフ

ディスクゴルフの魅力①初期費用がほとんどかからない

ドライバーやアイアン、パターなどのゴルフクラブやゴルフバッグ、ゴルフウェアなどを買いそろえなくては始められないゴルフと違い、ディスクゴルフはフライングディスク1枚あれば、はじめることができます。

ゴルフにくらべて、初期費用がほとんどかからないというのがディスクゴルフの大きな魅力です。

ディスクゴルフの魅力②全身を動かし無理のない運動として楽しめる

ディスクゴルフは、ディスクを持つ手を振りまわして投げる動作が基本で、ひとりでに腰を大きくひねり、身体全体を動かすため、全身の血行がよくなり、運動不足の解消にもつながります。

また、ディスクゴルフのプレイに高度な運動神経が求められることはありません。150gほどのフリスビーを前に放り投げて、落ちた場所まで歩くことの繰り返し。

いかにして目的地点めがけて放り投げて、少ない投数でゴールできるか、を競うスポーツです。

ディスクゴルフの魅力③それなりに道具に凝れる

ディスクゴルフに使用する道具は、フライングディスク(フリスビー)だけです。だからこそ、唯一の道具であるフライングディスクに凝ることができます。

フライングディスクには、パターやミッドレンジ、ドライバーと種類が別れており、それぞれリム(縁)の幅が異なります。このリムの幅の違いによって飛距離が変わります。

また、素材やデザインも豊富です。慣れてくると、ここからのアプローチはこのディスクを使おうといった感じで、道具をそろえてこだわりをもつことができます。

イノバ ディスクゴルフ スターターセット

長距離と中距離、パター用、スペシャル限定のミニディスクの5種類セットになっています。

イノバ ディスクゴルフ スターターセット
イノバ ディスクゴルフ スターターセット

 

ディスクゴルフのルールについて

ディスクゴルフ

プレイする順番やスコアのつけかたなど、基本的なルールはゴルフとほぼ同じです。ゴールとなるバスケットにどれだけ少ない投数でディスクを入れるかを競います。

ディスクゴルフのルールをわかりやすく解説していきます。

ディスクゴルフのルール①ディスクは飛ばしても転ばしてもよい

ディスクゴルフで使用するフライングディスクは、ゴルフボールと同じように飛ばすだけでなく、地面を転がしても滑らせてもかまいません。

ディスクゴルフのルール②スコアのつけかた

ディスクゴルフも普通のゴルフと同じく、基本的に4人1チーム(ひとりでもOK)でコースをまわってプレイします。

スコアもゴルフと同じで、18ホール(または9ホール)をまわって、トータルの投数(ゴルフは打数)でスコアを競います。

ディスクゴルフのルール③プレイする順番

ディスクゴルフのプレイする順番は、最初にくじ引きやじゃんけんで決めて、あとはゴールに遠い人から順に投げます。

2ホール目以降のティー・ショットは、前のホールで成績が良かった人から順にプレイします。

ディスクゴルフのルール④OBの場合は1ペナルティ

コースから大幅に外れてOBになった場合は、1ペナルティが課せられ、OBした地点からスローをおこないます。木などにディスクがひっかかった場合は、ペナルティはありません。

木からディスクを降ろすなどして、その地点からプレイを継続します。

ディスクゴルフをプレイする際の注意点

ディスクが人に当たるとケガする恐れがあるので、ゴールから遠い人から順番にプレイします。前のチームがホール上でプレイしている場合は、全員が次のホールに移動するまで待ちましょう。

人が周囲にいないことを確認してディスクを投げるようにしてください。また、風などにあおられて人の方向へディスクが飛んでいく場合は「ファー!」と大声をだして危険を知らせます。

プレイ中に雷が発生した場合は、クラブハウスや茶屋などの安全な建物に避難して、通り過ぎるのを待ちましょう。

 

ディスクゴルフがプレイできる場所は?

ディスクゴルフ

全国のディスクゴルフができる場所の一覧は、Japan Disc Golf Association(JPDGA)の「JPDGA公認コース一覧」、もしくはディスクゴルフナビの「全国のディスクゴルフコース一覧」に掲載されています。

日本全国に点在しているので、最寄りのディスクゴルフ場を探してみましょう。

都心の場合は、東京都立川市「国営昭和記念公園」ディスクゴルフコースや東京都江東区「辰巳の森海浜公園」ファミリーディスクゴルフコース、東京都八王子市「上柚木公園」ディスクゴルフコースなどでプレイできます。

※利用する際は事前に確認をお願いいたします

日本ディスクゴルフ協会

ディスクゴルフナビ

にわかに人気がひろがりつつあるディスクゴルフについて紹介してきました。広い草原を歩いたり走ったりしてプレイするディスクゴルフは、全身を使ってゴルフが楽しめるスポーツ。運動不足の解消や心身のリフレッシュに最適です。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。