インカムってどんな時につかう?
インカムというのは、ヘッドフォンとマイクがひとつになった機器。複数人で連絡を取り合えることから、グループライドをする人に人気のアイテムです。
休憩時間や場所の確認に便利
道がわからなかったり、休憩の時間はいつ取るのかなど、ライド中の仲間に確認したいときがあります。しかし、距離が離れていたり、風の音が大きくて会話ができないなんてことも。
そんなとき、インカムがあれば離れていても複数人でラクラク会話ができます。
ちょっとしたおしゃべりにも
基本的にライド中の会話は、休憩のときだけという人も多いと思います。しかし休憩時間や場所などの確認のほかにも、たとえば「景色がすごくキレイだね」とか「ちょっとお腹が減ってきたね」など、ライド中にたわいない会話もできますよ。
インカムの種類は?
インカムは大きくわけると
- イヤホンタイプ
- 骨伝導タイプ
などがあります。
イヤホンタイプは、耳に装着して使用します。走行中も周りの音が聞こえるように片耳タイプが多いです。
骨伝導タイプというのは骨の振動によって音を聞くタイプのインカムです。耳のこめかみ付近につけるだけで、音を聞くことができます。耳をふさがないため、環境音もしっかりと聞こえます。
また、ヘルメットにイヤホンを装着するタイプも。骨伝導タイプのように耳をふさがずに使用できます。
どれを選ぶにしても両耳をふさがず、外や周りの音が聞こえるようにしておくことが大切です。
ロードバイク用インカムを選ぶポイント
ロードバイク用インカムを選ぶ際、次のポイントをチェックしましょう。
選ぶポイント①スマートフォン接続するのか
スマートフォンに接続が必要なタイプと、不要なタイプがあります。スマートフォンにつながない無線接続だけのほうが手軽ですが、無線距離が短く近い距離でしか会話ができないということも。
イヤホンをスマートフォンとつなげることで、インターネット通信になるので距離が離れてしまっても会話が途切れることがありません。グループ内で2つに分かれることが多いような場合は、スマートフォンを接続するタイプがおすすめです。
選ぶポイント②バッテリー持続時間
ライドする時間を考慮し、インカムをどのぐらい連続でつかえるかもチェックしましょう。連続通話時間は5時間以上、待機時間は少なくとも3日ぐらいあると便利です。
選ぶポイント③会話人数
インカムによって、会話できる人数はタイプによってことなっています。ライドのときに、いつも何人ぐらいかということを考えて、その人数で会話ができるものを選ぶといいでしょう。
選ぶポイント④防水機能
ライドのときに、突然雨が降ってくることもあるので、防水機能があると便利です。生活防水になっているものもありますが、雨の量が多いと故障してしまう場合もありますので、きちんと防水機能があるものを選びましょう。
おすすめのインカムを紹介
タイプ別に、おすすめのインカムをご紹介しましょう。
片耳タイプのおすすめ
BONX Grip
専用アプリを使用することにより、最大10人まで同時相互通話が可能な、片耳にかけるだけのインカム。インターネット回線を利用するので、相手との距離も無制限で話すことができます。
押している間だけ通話ができるPTT機能と、独自のアルゴリズム採用で息切れの音などは拾いません。1日中稼働できる長時間バッテリーを搭載。
Tryone ワイヤレスイヤホン
フィット感抜群の左右耳兼用のヘッドセット。10時間連続使用でき、待機時間も180時間と長いです。
低ノイズの単一指向性マイク&ハンズフリー通話機能で、相手の声がしっかりと聞こえるだけでなく、大声を出さなくても、相手にきちんと声が届きます。
高級感のあるLEDバッテリー残量表示の充電ケース付きですから、残量がひとめで分かります。
骨伝導タイプのおすすめ
Vidonn F3
わずか29gの超軽量のイヤホンです。人体工学の設計に基づいて作られているので、長時間かけていても、違和感も感じません。
8時間連続通話でき、待機時間は240時間と長時間ですから、泊まりこみのライドでも大丈夫。しっかりとした防水性能があるので、雨でも安心です。
Shokz OPENRUN
超軽量ボディで、スポーツでの使用にぴったりのモデルです。汗をかいても雨でもOKの防汗設計。急速充電に対応、10分の充電で1.5時間の使用が可能、1.5時間の充電では8時間の使用が可能です。
専用ポーチがついているので、持ち運びにも便利です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。