キャンプで使うコーヒー豆の選び方
家で毎日飲むコーヒーにはそこまでコストをかけられないという方も、キャンプのために用意するコーヒー豆はぜひ専門店での購入をおすすめします。
少し値が張っても、キャンプ中の間だけであれば少量ですみますし、なにより豆の選び方でおいしさが左右するものです。
美味しいコーヒーを飲むための第一歩として豆選びからはじめてみましょう。
例えば同じブラックでも、苦めなのかさっぱりしたものが好みなのか、もしくはミルクや砂糖を入れた甘いコーヒーを好むのか、人それぞれ好みは違います。
コーヒー専門店のマスターはコーヒーのエキスパートですから、自分の好みを伝えてじっくり相談してみましょう。
きっと、ぴったり好みに合った自分だけの究極のコーヒー豆を見つけることができますよ。
また、専門店の機械は豆を均一に挽いてくれるので、お手軽に楽しみたい方はお店におまかせしましょう。
挽きたてが飲みたいのであれば、コーヒーミルでの正しい挽き方を聞いておくといいですね。
コーヒー豆は、密閉袋にいれておけば常温で5日間は飲み頃が続くといわれています。
出かける直前に購入するか、キャンプ地に行く道中でコーヒー専門店を見つけて調達する、というのも楽しみのひとつになるかもしれません。
キャンプにおすすめのコーヒー抽出方法とは?
コーヒーの抽出方法はおもに「ハンドドリップ」と「フレンチプレス」の2種類にわけられます。
同じ豆をつかっても、抽出の仕方が違うだけで味は大きく変わりますし、お好みの仕上がりによって、使うアイテムも変わってきます。
それでは、それぞれの抽出方法の特徴をみていきましょう。
①ハンドドリップ
一番ポピュラーな抽出方法といわれているのが「ハンドドリップ」。
ペーパーでろ過することで雑味がとりのぞかれ、うま味だけを残す方法です。
一見シンプルですが、お湯の温度や抽出時間など、こだわりはじめたらきりがないほどの奥深さも魅力の一つ。
一杯ずついれるので、ひとりひとり違ったコーヒーを楽しむこともできます。
キャンプ用に折りたたみ式のドリッパーもあるので、ソロやツーリングキャンプなど、少しでも荷物を減らしたいときにも便利です。
ドリッパーやペーパーの種類は豊富で、アイテム選びも楽しくなりそうですね。
②フレンチプレス
「フレンチプレス」は、専用のポットに挽いたコーヒー豆とお湯を入れて、一定時間放置する抽出方法。
お湯を通すだけのハンドドリップと違い、しばらく浸すことでコーヒーの成分がそのままお湯に溶け込むので、よりコーヒーの苦みや雑味をダイレクトに感じられるのが特徴です。
テクニックいらずで、手軽に安定した味が楽しめます。
キャンプにおすすめのコーヒー抽出器具
ここからは、ちょっと人と差がつく、コーヒーを楽しむためのアイテムを抽出方法別にご紹介します。
ハンドドリップ用
ミュニーク/テトラドリップ 01S
3枚のステンレスの板を組み立てて使用するドリッパー。
折りたたみ時の薄さはわずか9mmで、大きさはパスポートサイズという、携帯性抜群のアイテムです。
サイズ | 103×69×0.9㎜ |
容量 | 1.5Cup |
重量 | 25g |
素材 | ステンレススチール |
コレス/ゴールドフィルター C246
ペーパーフィルターを使わず、純金メッキのゴールドフィルターをそのまま通すので、コーヒー豆本来の味や香りを損なうことなく抽出できます。
ワンランク上の味わいを求める方にオススメです。
サイズ | 105×9.5×750㎜ |
容量 | 2~4杯分 |
重量 | 20g |
素材 | 純金メッキ(ステンレス)、ポリプロピレン |
カリタ/コーヒードリッパー for Outdoors WDS-185K
「Kalita for Outdoors」シリーズのステンレス製ドリッパー。
アウトドアで使用される普通のケトルでも、ちょっとしたコツで本格的なコーヒーを楽しめるというもの。
同シリーズのマグカップとメジャーも一緒にそろえたくなる、シンプルなデザインが魅力ですね。
サイズ | 88×116×118㎜ |
容量 | 2〜4人用 |
素材 | ステンレス |
フレンチプレス用
エスプロ/コーヒープレス ウルトラライト
世界最軽量級のコーヒープレスボトル。
「ダブル・マイクロフィルター」によって、余分な雑味がとりのぞかれ、クリアな飲み口のコーヒーができあがります。
軽量なので、どこにでも持ち運べる気軽さもいいですね。
サイズ | 直径65×高さ230㎜ |
容量 | 473ml |
重量 | 280g |
素材 | ステンレス鋼(本体・シャフト) |
カフラーノ/コーヒーメーカー フレンチプレス
コーヒーカップにセットして押すだけで、かんたんに抽出できる、コンパクトさが便利なアイテムです。
収納ケース付きで、持ち運び時の衝撃からも守ってくれます。
サイズ | 直径108×122㎜ 収納サイズ/直径108×60㎜ |
容量 | 220ml |
重量 | 220g |
素材 | ポリプロピレン、ステンレス、アクリル、シリコン |
Coffee Gator/フレンチプレス コーヒーメーカー
硬化ステンレス構造により、頑丈で、耐久性や保温性に優れている、アウトドアにもぴったりなコーヒーメーカー。
およそ4杯分、一度にたっぷり抽出できるのもうれしいですね。
サイズ | 103×103×215ml |
容量 | 1000ml |
重量 | 998g |
素材 | ステンレス |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。