千葉
千葉には、2020年東京オリンピックにサーフィン会場である釣ヶ先海岸があり、九十九里浜という約66キロにも及ぶ海岸があります。
主にサーフィンができる海岸は房総半島の東側にありますが、海岸の向きは南、東、北と3方向に向いているので、その日その日の風の向きや、うねりの向きによってサーフィンができ、千葉県でサーフィンができない日はほとんどありません。
特に秋から冬には、9月からの台風シーズンに太平洋側を台風が抜けると、西風のオフショアが吹いて、台風のバックスウェルによってとても良い波が立ちます。
そして、冬には日本列島の気圧配置が西高東低となるために、低気圧からのうねりがヒットするとともに、北や北西または西の風になりやすく、良い波を作り出します。
サイズがあって、形が良い波の日には、プロサーファーによるセッションになり、見ごたえのあるサーフィンを見ることもできます。
もちろん、大きな波も来ますが、サーフポイントによってはうねりをかわして、お手頃サイズとなるポイントもあります。
初心者から上級者、プロサーファーまで、いろいろなレベルのサーファーが冬も良い波でサーフィンを楽しむことができる場所なのです。
湘南
湘南は、冬は比較的穏やかな波の状況ではありますが、北風になりやすいので、うねりが入るととても良い波になります。
寒がりな人にはお勧めできないことではありますが、湘南は千葉と比べて温暖で、冬でもキャップやグローブを着けないで入ることができます。
湘南は、夏場は海水浴やサーフィンでとても混雑する場所ですが、秋から冬にかけては徐々に人は減っていき、サーフィンの練習には最適な場所になります。
初心者にもお手頃なサイズの波であることが多いので、台風が来ている時以外は、どんなレベルのサーファーでもサーフィンを楽しむことができます。
いつもは混雑している湘南ですが、比較的空いてくる秋冬の時期には、サーフィンからアフターサーフィンまで楽しむこともできるでしょう。
宮崎
宮崎は九州の東側に位置する縦に長い県ですが、海に面しているのでサーファーにはとても人気の場所になります。
特に、秋から冬にかけては、宮崎は九州の中でも南の方にあるのでとても温暖で、真冬でも水温が比較的高めなので、セミドライスーツは必要ないこともあります。
もちろん、冬のサーフィンには欠かせないアイテムであるブーツやグローブも必要ありません。
波質は太平洋側に向いているためにうねりを拾いやすく、ポイントを選べば初心者からエキスパートまでサーフィンを楽しむことができます。
関東以北でのサーフィンが寒くて、冬は冬眠してしまうサーファーにとって、宮崎の冬は、関東での秋の初めや春のような感覚でサーフィンをすることができるでしょう。
海外編:ハワイ
言わずと知れた、サーフィンのメッカであるハワイは、特に冬がオススメな季節です。
ハワイオアフ島はもっともメジャーな場所ですが、そのオアフ島のノースショアには、冬に世界レベルのとても大きくて形の良い波がやって来ます。
パイプラインという言葉は聞いたことがあるでしょうが、この場所で波が本領発揮するのは冬なのです。
うねりの大きさにもよりますが、一般サーファーはどんなに体力に自信があってもパイプラインのうねりがヒットしているときは、ラインナップすることはできません。
それは危険なこともありますが、簡単に誰でもが入れる場所ではないということもあります。
しかし、一般サーファーや初心者でもサーフィンすることができる場所はハワイにはたくさんあります。
もちろん、寒い冬にハワイに来て、ハワイの波でのサーフィンはオススメですが、本当にオススメする理由は、パイプラインでの世界のトップサーファーのサーフィンを観ることができるからです。
12月にはパイプラインマスターズというサーフィンのワールドツアーの最終戦が行われ、その後も3月まではパイプラインにうねりがヒットすることが多く、世界中からトップレベルのサーファーが集まります。
一度に世界レベルのサーフィンを観ることはなかなかできないので、とても良い機会になるでしょう。
ハワイでオススメの「Peace Café」

日本人サーファーがオーナーです。
今年、ハレアイナ賞のベジタリアン部門 3位

ハワイアワードでは、カフェ部門において世界的に有名な「Bills」を上回り1位にランクしています。

ハワイへ行った時には、今年2つの賞に輝いたこちらのカフェへぜひ行ってみてくだいさいね。