※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
SUPボードが欲しいけれど、どんなボードを選べばいいのかわからない。そんなお悩みを持つ方も多いと思います。今回は、初めてボードを購入しようと考えている方に向けて、ボードの素材や用途別種類、選び方のポイントについて詳しく解説します。
 

まずはボードの種類を知ろう

sup 選び方

 

SUPのボードには、じつにさまざまな種類のボードがありますが、材質・構造の違いによって3つのタイプに分けることができます。

また、用途の違いによっても多くのタイプが分かれています。

材質・構造の基準でタイプ分けすると、

  1. ハードボード
  2. ソフトボード
  3. インフレータブルボード

の3タイプがあります。

用途別でタイプ分けすると、レース、サーフィン、ヨガといった用途が明確なタイプと、クルージングやオールラウンドタイプがあります。

また、フィッシング、ウインドサーフィン、カヤックなど他の用途とのハイブリッドタイプなどがあります。

この2つの基準が交錯していますので、混乱しないようにしっかりと覚えておきたいものです。

たとえば、インフレータブルボードにもレース用、サーフィン用、クルージング用などがあるのです。

 

 

材質・構造別のタイプとは

1.ハードボード:ハードボードとはその名の通り強度に優れたFRP製のボードで、軽量化も可能で、一番高いパフォーマンスを発揮します。

2.ソフトボード:基本的にはハードボードと変わりませんが、デッキ(人が乗る表面)にソフトな材質を使用した身体に優しいタイプです。

3.インフレータブルボード:ゴムボートのように空気で膨らましたボードで、運搬や保管に便利です。さまざまなテクノロジーが使われ、強度・耐久性など著しい進歩が見られています。

 

用途別のタイプとは

レースはスピード性優先、サーフィンは波乗り性優先、ヨガはSUPヨガのための安定性優先というように、その用途にふさわしい性能を備えているボードが用途別のタイプです。

さらに、ハイブリッドタイプとしてウインドサーフィンならばセール(帆)装着可能、フィッシングならば収納式背もたれ、カヤックならば両端ブレードパドル装備など、それぞれのスポーツでの利用が考慮されています。

最近では、オールラウンド、クルージングタイプはもちろん、ハイブリッドタイプも含めて、幅広い一般的な使い方に対応しているボードが主流となっています。

 

 

はじめての人におすすめのタイプは?

sup 選び方

 

はじめての人は、どのタイプのボードを選べばいいのでしょうか?

波がない、穏やかな水面での使用を前提に解説していきます。

 

材質別で選ぶおすすめボード

材質・構造によるタイプでは、身体に優しいソフトボードまたはインフレータブルがおすすめです。

この2タイプは、ハードボードのようにデッキが滑ることもなく、多少の接触や衝突でも衝撃が吸収されるので身体もボードも安心です。

 

用途別から選ぶおすすめボード

用途別タイプでのおすすめは、オールラウンドタイプ、クルージングタイプです。

ただし、オールラウンドタイプのなかにも、波乗りや荒れた海面向き、クルージングやフラットウォーター向きなどの個性があるため、ある程度は自分の用途をはっきりとイメージしておきましょう。

 

選ぶときのチェックポイントは?

sup 選び方

 

はじめての人は不安定な水面に浮かぶボードの上に立った経験がありません。

そのため第一に重要視するポイントは安定性となります。

 

安定性のあるボード選びのポイント

安定性を司るのは、ボードのボリューム(体積/浮力)です。

ボード形状なども安定性に影響していますが、ボリュームの大きなボードは浮きが強く、特に初心者にとって大ボリュームが生み出す安定性は、重要なポイントです。

購入する前に、ボードスペックに記載されているボリュームをチェックしましょう。

目安として体重60kgの人で最低150ℓ程度、200ℓあれば安心して楽しめるでしょう。

ただし、このボリューム表記はまだ過渡期で、非表記のところも多いのが現状です。

全長と最大幅(時には最大厚も)の2項目でボードの大きさを説明することがまだ主流のため、目安として、同じ60kgの人の初心者用は長さは10’(約3m)以上、幅は30″(約76cm)以上のボードがおすすめです。

なお、ビッグボリュームモデルが多いのは、用途を問わずにインフレータブルボードです。

また、レースボードとヨガ用ボードは、材質・構造を問わずに大ボリュームで、逆にサーフィン用は少な目のボリュームとなっています。

 

 

ズバリ、おすすめのオールインワン6モデルをご紹介

SUPはボードだけではできません。

パドルと流れ止め(リーシュ)コードが必要です。

また、インフレータブルの場合は、エアポンプやキャリーバッグも必需です。

はじめての場合は、これらがすべてセットとなって販売されているお得なモデルがおすすめです。

 

流れのある川でも落水後の復活が楽なオールラウンドモデル

◎ZEN WATER SIDE 10’2″

 

Type : Inflatable
Spec : 10’2″ X 33″ X 5″
Price : ¥108,000(税別)

オンズカンパニー Tel : 0548-63-5851 E-mail : info@on-s.jp

 

世界的インフレータブルボートメーカーが放つSUPボード

◎THETIS HYBRID 345 PINK

 

Type : Inflatable
Spec : 11’4″ X 30″ X 4″(206ℓ)
Price : ¥190,000(税別)

アキレス(株)引布販売部 Tel : 03-5338-9360 

 

スリムな先端とワイドな後端が生む安定性は抜群

◎MISTRAL LOMBOK 11’5″

Type : Inflatable
Spec : 11’5″ X 31″ X 6″(336ℓ)
Price : ¥155,000(税別)

(株)ABCデザイン Tel : 0465-33-6030

 

水中を覗きながら海上散歩が可能な窓付きモデル

◎LAHAINA LANA WOOD

 

Type : Inflatable
Spec : 10’6″ X 34″ X 6″
Price : ¥83,000(税別)

ステップ Tel : 092-663-8333 

 

ソフトボードでは珍しいパドル付きパッケージモデル

◎BIC 10’6″ SLIDE PACK

 

Type : Soft
Spec : 320cm X 84cm X 14.0cm
Price : ¥87,000(税別)

ビックスポーツジャパン Tel : 0466-30-1979 E-mail : info@bicsportjapan.com 

 

初めてのボードに最適なハイコストパフォーマンスボード

◎STORM BLADE 9’6″ SUPYAK

 

Type : Soft
Spec : 9’6″ X 33″ X 5.3″(195ℓ)
Price : ¥119,900(税別)

バズコーポレーション Tel : 0466-27-2000 E-mail : info@buzzz.jp

SUPのボード選びのポイントは、どのような目的で使用したいかをはっきりと決めることと言えます。また最近では、アウトドアメーカーやアパレルメーカーなどボードメーカー以外からも多くのSUPボードが発売されています。ボードメーカーとは一線を画すオシャレなデッキデザインが目を引きますが、命を預ける道具ですから、選ぶならボードメーカーからリリースされているボードを選ぶこともポイントと言えます。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。