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キャンプといえばテント!といえるくらい、テントはサイトの顔となる大事な道具。価格も安くはありませんし、できれば失敗したくないですよね。今回は、テントの種類についての簡単な解説&これを買っておけば間違いなし!の、ファミリーキャンプにおすすめしたいテントを紹介します。

テントにはどんな種類があるの?

テントの構造は大きく分けて、シングルウォールとダブルウォールがあります。シングルウォールは1枚の防水透湿性の生地でできているテントです。

登山やツーリングなど、荷物を軽量化したいシーンでよく使われます。設営が簡単で、コンパクトに収納できますが、結露に弱く前室が無いことがデメリットといえます。

ダブルウォールはインナーの上にフライシートという防水シートをかぶせる2層構造のテントです。

本体とフライシートの間に隙間があることで結露に強く、前室に荷物を置けるので広い寝室を確保できます。

デメリットは設営がシングルウォールに比べ複雑なことと、コンパクトさに欠けること。一般的にファミリーキャンプで使われるのは、こちらのダブルウォールテントです。

次にテントのカタチですが、数ある形状の中から、ファミリーキャンプでよく使われるものを3種類ほど紹介します。

ドームテント

「テント」と聞いたらドーム型を思い浮かべるほど、最も定番の形です。ゆったり過ごせて風に強く、初心者でも簡単に設営できます。

大きさのバリエーションも豊富で、家族構成に合ったサイズを選べます。

また、ドームテントはダブルウォールのテントの中では比較的コンパクトに持ち運べます。

デメリットは、高さがあまりないので圧迫感を感じるかもしれないことと、夏場は熱がこもりやすいということ。

夏の使用をメインに考えているなら、ベンチレーション付きやメッシュが使用されているタイプを選んでください。

ツールームテント

 

スノーピーク(snow peak) ランドロック [6人用] TP-671R
スノーピーク(snow peak) ランドロック [6人用] TP-671R

ドームテントの全室を大きくしたのがツールームテントです。寝室+リビング空間が確保できるので、タープが不要になります。

必然的に大きくなるので、初心者だと設営が少し大変かもしれませんが、アシスト機能付きで1人でも設営可能なツールームもありますよ。

居住性が高く、悪天候のときも濡れることがありません。寒さにも強いです。

デメリットは大きいのでかさばる点と、風がある日は設営に時間がかかる点ですね。

ティピーテント、モノポールテント

NORDISK(ノルディスク)アルヘイム
NORDISK(ノルディスク)アルヘイム

フェスなどでもよく見かける三角テントのことです。クラシカルなデザインがオシャレで、近年人気が上昇しています。

ドームテントより軽く、ポールが1本だけなので収納時もコンパクト。意外と耐風性もあり、設営も難しくはありません。

デメリットは中心にポールがあるので邪魔になる時がある点、キャノピー(ひさし部分)が無いと、出入り口から雨が入りやすい点など。タープと組み合わせれば大丈夫です。

 

ファーストテントはドーム型を選んで

それで、結局何を買ったらいいの?と、悩んでしまいますよね。ズバリ、おすすめはドーム型です。

簡単に素早く設営でき、風の影響も少ないドームテントは初心者にぴったり。

ほとんどのブランドで、ビギナー向けのドームテントが販売されているので、デザインや予算に合わせて選んでみましょう。

その他に選ぶ基準となるのは次のようなポイントです。

サイズは?

使用人数+1〜2人くらいの余裕があると、狭く感じません。

4人なら270×270以上はあったほうがいいでしょう。前室が広めだとさらにいいですね。

価格は?

上はキリがありませんが、最低でも2万円以上のものを選びましょう。

安価なものはそれなりの作り。耐久性や快適性に欠けます。

耐水圧は?

耐水圧とは、どのくらいの水圧に耐えられるかというもの。一般的な傘の耐水圧は450mmくらい。

テントは耐水圧1500mm以上あれば大丈夫でしょう。

あまり数値が高すぎても、通気性が悪くなります。

素材は?

化繊(ナイロン、ポリエステル)、コットン、ポリコットンなどがありますが、初心者はナイロン製がおすすめ。軽くて手入れが簡単です。

 

人気を分ける2つの定番ドームテント

ファーストテントで最も選ばれているのがこの2つ。

スノーピーク アメニティドーム

スノーピーク(snow peak) アメニティドーム
スノーピーク(snow peak) アメニティドーム

スノーピークが憧れブランドという方は多いのでは。高価なイメージがあるスノーピークですが、こちらはエントリーモデルなので良心的なお値段で購入できます。

前室の形が特徴的ですね。色分けされたフレームで、初心者でも簡単に設営できますよ。

他の同社製品と連結し拡張できるので、キャンプ道具はスノーピークで揃えたい♪という方はこちらに決まり!

コールマン タフワイドドーム

コールマン(Coleman) タフワイドドームIV
コールマン(Coleman) タフワイドドームIV

キャンプ場で一番見かけるといっても過言ではない定番中の定番。機能と価格のバランスが良いテントです。

前室はあまり広くありませんが、大人が立っても余裕があるほどの高さがあります。

気流を利用した「サークルベンチレーション」搭載で、暑い夏でも熱気がこもりにくくなっています。

夏場メインなら、こちらがおすすめ!

初めてのテント購入ならば、設営の手軽さを一番に考えましょう。今回紹介した2つのテントの他にも、ファミリーキャンプに向いているテントはいっぱいあります。ありすぎて延々と迷うくらいです…。迷ったときに大事なのは、アウトドアショップや直営店に足を運び実物を見て、実際にテント内に入ってみること。きっとピン!とくるものがあるはずです。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。