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スキューバダイビングを行うときは、さまざまな器材が必要になります。水中での視界を確保するためのマスク、水中を快適に泳ぐためのフィン、そして、水中で呼吸ができるようになるスクーバユニット…などなど、たくさんの器材があり、それぞれに大切な役割があります。費用が気になる人も多いと思いますが、まずはどのような器材が必要なのか見てみましょう。

 

スキューバダイビングにおける器材の重要性

スキューバダイビングに使用するダイビング器材

 

スキンダイビングやフリーダイビングでは、水中にいられる時間に限界があります。

素潜りの達人である「海女さん」ですら、息を止めていられる時間は約3~4分程度と言われていますが、スキューバダイビングなら水中で呼吸ができるので、長時間の潜水が可能です。

スキンダイビングなどは相応のスキル必要ですが、スキューバダイビングなら誰でも手軽に水中世界を楽しむことができます。

しかし、見方を変えればスキューバダイビングは「器材依存型のレジャースポーツ」と考えることもできますね。

つまり、スキューバダイビングは器材の正しい知識と扱い方をマスターすることがとても重要になるのです。

 

 

ダイビング軽器材とは?

スキューバダイビングに使用するダイビング器材

 

ダイビングには「軽器材」と呼ばれるダイビングギアがあります。

主な軽器材の名称と役割は以下の通りです。

  1. マスク…いわゆる「水中メガネ」がマスクです。一番の特徴は水圧に対抗するために鼻まで覆われていることです。鼻が出ているスイミングゴーグルはスキューバダイビングでは使用できません。
  2. スノーケル…マスクの左側に付いている筒がスノーケルです。水面を移動する時などに使用します。
  3. フィン…いわゆる「足ひれ」のことをフィンと言います。水中で姿勢を維持し移動するするために使用します。
  4. グローブ…手の保護と保温ために使用します。水温によって薄手のものと厚手のものがあります。
  5. ブーツ…足の保護と保温ために使用します。水温によって薄手のものと厚手のものがあります。
  6. メッシュバック…バラバラの器材をひとまとめにできるバックです。メッシュ状になっているので、濡れたままの器材を持ち運ぶことができます。
  7. 保温スーツ…保温スーツは身体の保護と保温のために使用します。大きく分けて「ウエットスーツ」と「ドライスーツ」があり、水温によって使い分けます。

 

 

CRESSI スキューバ ダイビング フィン [ FROG ] オープンヒール クラッシック
CRESSI スキューバ ダイビング フィン [ FROG ] オープンヒール クラッシック

ダイビング重器材とは?

スキューバダイビングに使用するダイビング器材

 

次に「重器材」と呼ばれるダイビングギアです。

主な軽器材の名称と役割は以下の通りです。

  1. BCD…空気を出し入れできるジャケットがBCD(Buoyancy Control Device=浮力調整器材)です。水面での浮力を確保し、水中では浮力バランスを調整してくれます。
  2. レギュレーター…口に咥えて呼吸をするための器材がレギュレーターです。タンク内の高圧空気を呼吸できる圧力に調整してくれます。
  3. オクトパス…緊急時に使用する予備のレギュレーターをオクトパスと呼びます。オクトパスがあれば1本のタンクから2人のダイバーが同時に呼吸することができます。
  4. ゲージ…タンク内の空気残圧を確認できる残圧計、深度を確認できる震度計、方位を確認できるコンパスなどが一体になっています。
  5. ダイブコンピューター…潜水時間や深度を自動で計算してくれるので、安全なダイビング計画を行うことができます。

 

CRESSI-SUB  LEONARDO ダイブコンピューター
CRESSI-SUB  LEONARDO ダイブコンピューター

 

その他のアクセサリー類

スキューバダイビングに使用するダイビング器材

 

他にも以下のようなアクセサリー類があります。

  1. ダイバーナイフ…水中でのトラブルに対処するためのナイフです。決して魚を捕るためのものではありません。
  2. 水中ライト…完全防水のハンディ―ライトです。ナイトダイビングなどに使用します。
  3. セーフティーグッズ…セーフティーフロートや水中ホーンなど緊急時に備えるためのグッズです。
  4. 水中カメラ…陸上用のデジカメを水中ハウジングに入れることで水中撮影が可能になります。

 

AQUALUNG  スクイーズロックナイフ
AQUALUNG  スクイーズロックナイフ

 

ダイビング器材の費用

ご紹介したダイビング器材をすべて揃えると、およそ50~100万以上の費用が必要になるでしょう。

スキューバダイビングを長い趣味として続けていきたい人は、安い費用ではありませんが、安全のためにも自分の器材を持つことをおすすめします。

ただし、レンタル器材などもありますので、無理をせずに少しづつ器材を揃えていくのが良いでしょう。

 

スキューバダイビング器材は毎年アップデートされ、新しい機能や性能が追加されています。それに合わせてダイバーの知識のアップデートも必要です。また、今回ご紹介したダイビング器材のほかにも、たくさんの器材があります。ダイビング器材の役割や使い方をしっかりとマスターして安全ダイビングを心がけるようにしましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。