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キャンプに出掛けるときポータブル冷蔵庫がほしいと思ったことはありませんか。気になってはいても、どんな大きさや機能がついたものを選べばよいのか迷ってしまいますよね。そこで今回はポータブル冷蔵庫のメリットやデメリット、選びかたなどを紹介します。

ポータブル冷蔵庫とは

キャンプ ポータブル冷蔵庫

ポータブル冷蔵庫とは、携帯できる小さい冷蔵庫のことです。冷却力があり、食材や飲み物を入れて運ぶことができるので、キャンプなどのアウトドアで活躍します。

電源のタイプについて

ポータブル冷蔵庫には、一般家庭の電源「AC100V」用、自動車のシガーソケット「DC12V」用、両方が使えるタイプがあります。

保冷だけでなく冷凍機能も

ポータブル冷蔵庫には保冷する機能だけでなく、冷凍機能がついたタイプなど、さまざまな種類があります。

 

ポータブル冷蔵庫のメリット

キャンプ ポータブル冷蔵庫

ポータブル冷蔵庫のメリットを紹介します。

メリット①食材の温度管理がしやすい

ポータブル冷蔵庫は温度設定する機能がついているので、食材にあわせた温度帯で冷蔵保存できます。クーラーボックスのように時間がたつにつれて温度が上がっていく、ということがありません。

メリット②保冷剤がいらない

保冷剤を用意しなくても、冷やしてくれるのでラク。保冷剤が溶けて機能しなくなっているのでは、といった心配もありません。

メリット③長時間の移動ができる

遠くにあるキャンプ場に遠征するときや、何泊もする場合に、車載ポータブル冷蔵庫は威力を発揮します。キャンプの帰り道、道の駅などで美味しそうな食材を見つけたときも、気軽に購入して持ち帰ることができます。

ポータブル冷蔵庫のデメリット

キャンプ ポータブル冷蔵庫

ポータブル冷蔵庫を車載することのデメリットを紹介します。

デメリット①走行に影響することがある

車の電気を使用するため、場合によってはエンジンがかからないとか、バッテリーがあがりやすいといった、トラブルの要因になる恐れがあります。

デメリット②車内がせまくなる

ポータブル冷蔵庫は、かなりの場所をとるので車内が狭く感じられることがあります。

デメリット③エンジンを切ると稼働しない

バッテリーを内蔵しているタイプのポータブル冷蔵庫もありますが、ほとんどの場合でエンジンを切ると稼働しません。夜間も冷却したい場合は、電源サイトのコンセントにつなぐか、ポータブル電源を用意する必要があります。

 

ポータブル冷蔵庫の選びかたポイント

キャンプ ポータブル冷蔵庫

ポータブル冷蔵庫を選ぶ際に注意したいポイントを紹介します。

消費電力の少ないタイプがおすすめ

ポータブル冷蔵庫を選ぶときには、できるだけ消費電力の少ないタイプがおすすめです。もしくは、エコモードなどがあり、消費電力を設定できるタイプが車載には適しています。

キャンプスタイルにあわせた容量にする

キャンプのときにどの程度の食材や飲み物が必要なのか、スタイルに合わせてポータブル冷蔵庫の容量を決めるようにしましょう。

安定性のよいものを選ぶ

縦長のポータブル冷蔵庫は、安定しないので車載には適していません。どっしりとした安定感のあるタイプがおすすめです。

冷却方式はなにか

ポータブル冷蔵庫の冷却方式は、おもに以下の3種類があります。

  • コンプレッサー式
  • ペルチェ式
  • アブソープションシステム

「コンプレッサー式」は、一般的な家庭用の冷蔵庫に使用されているもので、高い冷却能力を持っています。ただし、コンプレッサーを作動させるときに振動音が出るという点がデメリットです。

「ペルチェ式」は、電気を流すと熱を吸い上げる素材を使用しています。「コンプレッサー式」に比べて冷却能力は劣りますが、静かであるという点がメリット。

「アブソープションシステム」は、アンモニア水溶液と水素を冷媒にしています。アンモニアが気化する際の気化熱によって冷蔵庫内を冷やす仕組みです。こちらも静かであるというメリットがありますが、「コンプレッサー式」よりも冷却能力が劣ります。

電源方式は両方使えるタイプがおすすめ

電源方式は前述したとおり、3つのタイプがありますが、家で冷やしてから車載できるので、「AC100V」と「DC12V」の両方が使えるタイプがおすすめです。

おすすめのポータブル冷蔵庫を紹介

キャンプ ポータブル冷蔵庫

筆者が使用しているものを中心に、キャンプにおすすめのポータブル冷蔵庫を紹介します。今回紹介するポータブル冷蔵庫は、すべて「AC100V」と「DC12V」の両方が使えるタイプです。

Bonarca 車載冷蔵庫 9L

筆者が車載しているポータブル冷蔵庫です。庫内の温度18度の状態から10分ほど走行しただけで、8度まで下がりました。温度設定やモードの切り替えも簡単。

バッテリーへの負担を抑える3段階のモードが容易されています。容量は9Lとそれほどありませんが、安定していて走行しやすいポータブル冷蔵庫です。

Bonarca 車載冷蔵庫 9L
Bonarca 車載冷蔵庫 9L

マキタ(Makita) 充電式保冷温庫

「AC100V」と「DC12V」電源に加えて、バッテリーを内蔵しており、8時間ほど稼働するので、エンジンを切った状態でも保冷できます。

マキタ(Makita) 充電式保冷温庫 18V
マキタ(Makita) 充電式保冷温庫 18V

AVEST 車載用冷蔵庫

26Lの大容量なので、ファミリー向けにおすすめのポータブル冷蔵庫。バッテリー保護モードもあります。見た目がスタイリッシュで、どっしりとした安定感があります。

AVEST 車載用冷蔵庫
AVEST 車載用冷蔵庫

M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫

どっしりとした安定感のある形をしています。冷蔵から冷凍までの温度設定を1度ずつ行うことが可能です。

M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫
M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫

Bonarca 車載用 冷蔵冷凍庫 20L

筆者が使用しているポータブル冷蔵庫の20L容量。操作パネルがシンプルなため、使いやすくて、ストレスが少ないです。

Bonarca 車載用 冷蔵冷凍庫 20L
Bonarca 車載用 冷蔵冷凍庫20L
海辺でソロキャンプをした帰り道に立ち寄った道の駅で、新鮮でおいしそうな魚介類を見たことが、ポータブル冷蔵庫を購入するキッカケになりました。心配していた車への負担も少なく、しっかり冷えるのでとても快適です。キャンプに車載用のポータブル冷蔵庫を検討しているかたは、ぜひ参考にしてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。