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都市部を中心にレンタルサービスも始まり、新たな移動ツールとして注目されている電動キックボード。法改正により、条件により免許不要で公道走行が可能となります。今回は最新の電動キックボードの特徴、おすすめの電動キックボードを紹介します。

電動キックボードとは

電動キックボード

電動キックボードは、バッテリーとモーターを搭載し、スマートに移動ができる電動モビリティです。ここでは、電動キックボードをスペック別に紹介します。

速度

現在売られている電動キックボードの速度は最大で約40km/hほど。通常の電動アシスト自転車の平均速度は12km/h〜15km/hといわれているので、コンパクトながらパワフルな走行が魅力です。

タイヤ

種類によりタイヤの大きさもさまざまですが、タイヤが大きい方が段差などの障害物の影響を受けにくいといわれています。一般的にタイヤは145mm以上の大きさのものが乗りやすいとされています。

タイヤのタイプには、空気が入ったエアタイヤと固いゴムタイプがあります。エアタイヤは衝撃吸収に優れているのでスムーズな走行が可能ですが、固いゴムタイヤは加速しやすいのが特徴です。

ブレーキ

電動キックボードのブレーキは、自転車のように手で操作するハンドブレーキと足で操作するフットブレーキがあります。初めて電動キックボードを使用するような場合は、ハンドブレーキタイプが比較的使いやすいといわれています。

重さ

電動キックボードの重さはさまざまで、コンパクトに折りたためる3kgほどのものから、30kgを超えるものまであります。この違いはバッテリーによるもの。バッテリーが大きいほど走行距離は長くなりますが、重量も上がります。

バッテリーと航続距離

バッテリーの容量によって航続距離も変わります。短い距離で10km前後のものから、90km走行が可能なものまでさまざまです。先ほど紹介したようにバッテリー容量が大きいほど重量や価格も大きくなります。

充電時間も長くなりますが急速充電できるタイプもあるので、購入の際には充電時間も確認しておきましょう。

 

電動キックボードは法改正でどうなる?

電動キックボード

2022年3月に電動キックボードについての法改正案が閣議決定されました。現在、電動キックボードが公道を走る場合は免許が必要となり原付バイクと同等のルールです。法改正後は「特定小型原付自転車」に認定され、ルールが変更される予定です。

  • 最高速度20km/h以下
  • サイズは普通自転車相当の大きさ(長さ190cm×幅60cm)
  • 免許不要だが16歳未満の運転は禁止
  • 基本的に走行場所は車道や自動車レーン(速度6km/hまでは自転車走行可能な歩道も走行可)
  • ヘルメット着用は努力義務 

改正後は自転車のルールに近いものになるようですが、施行まではまだ時間がありますので、細かいルール改正などのチェックは引き続き行う必要があります。

電動キックボードの種類①公道走行可能タイプ

電動キックボード

電動キックボードを公道で走るには、原付免許の所持と、公道走行に対応した電動キックボードである必要があります。

ブレーキ

電動キックボードは、確実に停止できる独立したブレーキが付いていないといけません。電動キックボードのブレーキには、ハンドブレーキとフットブレーキの2種類がありますが、安全性が高いハンドブレーキを選びましょう。

また、電子ブレーキは電源が入っていないとブレーキをかけても停止できないという状況になりかねないので、公道を走る時は独立したブレーキを採用しましょう。

ウインカー

公道を走る時はウインカーがあるタイプを選びましょう。

最高速度が20km/h未満であれば、ウインカーはなくても大丈夫ですが、ウインカーがない場合は交差点などで曲がるときには手信号で曲がる方向を示さなくてはいけません。タイヤも比較的小さいため、片手運転になる手信号は運転のバランスを崩す原因になり、事故を起こす危険性もあります。

その他の装備

その他の装備しておくべきアイテムはこちらです。

  • 警報器
  • バックミラー
  • ヘッドランプ
  • リフレクター
  • ナンバープレート灯
  • ナンバープレート取付板
  • テールランプ(最高速度20km/h未満の場合は無くても走行可能)
  • ブレーキランプ(最高速度20km/h未満の場合は無くても走行可能)
  • 速度計(最高速度20km/h未満の場合は無くても走行可能)

最高速度が20km/h未満であれば必要ないのもありますが、電動キックボードの最高速度を考慮してすべて装備しておくことをおすすめします。

 

電動キックボードの種類②オフロード走行タイプ

電動キックボード

公道を走らないオフロード走行の電動キックボードは、ナンバープレートやバックミラーなどが必要なく、最低限の装備があればよいのでリーズナブルなものが多いのが特徴です。

アクティビティとしてフィールドでのオフロード走行を楽しんだり、公園で親子で利用したいという人はオフロードタイプの電動キックボードを選ぶとよいかもしれません。親子で電動キックボードを楽しむ時は、速度制限や低速モードがついているタイプがおすすめです。

フィールドでのオフロード走行にはハイパワーな電動キックボードもありますが、商品によっては年齢制限やヘルメット着用のルールがあるので事前に確認してから購入しましょう。

おすすめの最新電動キックボードを紹介

電動キックボード

セグウェイ ナインボット

スタイリッシュなデザインと折りたためるコンパクトさが魅力のセグウェイナインボットの電動キックボードは、ハイパワーな走行が可能です。幅広で乗りやすいデッキと10インチのタイヤは乗りやすく、初めての人におすすめの1台です。

Segway-Ninebot Kickscooter G30L
Segway-Ninebot Kickscooter G30L

ARVAS SUNPIE電動キックボード

ウインカーやバックミラーなど装備品が充実しているARVAS SUNPIEの電動キックボードは、通勤や通学など、街での移動ツールに適しています。急速充電できるので日常使いしやすいのがポイント。砂利道や坂道でも安定した走行が可能です。

SUNPIE 電動キックボード
SUNPIE 電動キックボード

EVERCROSS 電動キックボード

EVERCROSSの電動キックボード は、10インチのノーパンクタイヤで安定した走行を楽しめます。前後のディスクブレーキで制動もなめらか。取り外しできるサドル付きなので、スタイルを変えても楽しめますよ。

evercross 電動キックボード
evercross 電動キックボード

SUNPIE 電動キックボード

こちらのSUNPIE電動キックボード は、8.5インチサイズ。ハンドルの高さは3段階に調整可能です。身長130cmから適応しているので、家族で楽しめますよ。重さは約11kgで、折りたたみもスピーディ。急速充電にも対応しており、リーズナブルな価格ですが、機能は充実している1台です。

SUNPIE 電動キックボード
SUNPIE 電動キックボード

 

レンタルする電動キックボードが普及し街中で見かけることも多くなりました。法改正も行われ、コンパクトで場所を取らない電動キックボードは今後新たな移動ツールとして更に人気を集めそうです。ライディングそのものも楽しめる電動キックボードを今からチェックしてみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。