【渓流フライガール】渓流釣りのいまどきファッション事情

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【渓流フライガール】渓流釣りのいまどきファッション事情

【渓流フライガール】は、これからフライフィッシングを始めたい!という女性へ向けたシリーズです。今回は、女性が渓流釣りに行くときのファッションについて考えてみました。釣りに適した服装のポイントを紹介しつつ、ウェーダーの下には何を着ているの?という素朴な疑問を解決します。夏場のウェットウエーディングスタイルはひとまず置いておいて、ウェーダーを着用することを前提にお伝えしていきますね。もちろん、男性も参考にしてください♪

渓流釣りファッションの基本

結論から言うと、釣りに行くときのファッションに決まりはありません。

しかし、どんなアウトドアスポーツにも「適した」服装というものがあります。

渓流釣りのファッションを選ぶときは、次のようなポイントを意識しましょう。

 

長袖

寒い時期はもちろんですが、夏でも長袖を着用する人が多いです。

一番の理由は日焼け防止。

夏の渓流は木々の緑が生い茂り木陰も多いのですが、木陰のない開きが続くとかなり日に焼けます。

日焼け止めを塗っていても、汗で流れてしまったり、魚をリリースする時に水に腕が浸かって取れてしまうので、長袖の着用はマストです。

2番目の理由は虫さされの防止です。

渓流には蚊はもちろん、アブやブヨ、蜂など、様々な吸血系の昆虫がいます。

服の上から刺されることもありますが、肌を露出しているよりははるかに少ないです。

また、渓流釣りでは藪漕ぎ(草木をかき分けて道無き道を行くこと)をすることが多いので、木の枝やトゲなどから肌を守るためにも長袖を推奨します。

女性だと、半袖のTシャツにアームカバーを着用している人もいますよ。

 

 

動きやすい

渓流釣りは、下流から上流へどんどん歩いて釣り上がりますし、時には岩をよじ登るような動きをすることもあります。

ボトムスは伸縮性があり、動きやすいものがいいです。

また、フライフィッシングのキャスティングは腕をよく振りますので、腕まわりにある程度余裕があり、動きを妨げないトップスがいいでしょう。

 

乾きやすい

渓流釣りでは、体が濡れないようにウェーダーを着用しますが、守られていない部分は結構濡れます。

魚を触る時、リリースする時、体を支えるために岩に手をつく時など、長袖を着ているので袖は必ず濡れますし、夏場は汗でビショビショに。

また、ウェーダーが劣化して水が染みてきたり、小さな穴が開いて足が濡れるようなこともあります。

上下ともに速乾性のある素材だと快適です。

 

真っ黒は避けるべき?

登山でも真っ黒なファッションの人はあまり見かけませんよね。

これは、遭難したときに見つけられにくいからとよく言われますが、黒がスズメバチに攻撃されやすい色ということも大きな理由です。

スズメバチと黒色の関係は、様々な実験でも明らかにされているので、蜂の活動時期は避けた方が無難と言えます。

かといって、赤や黄色などの目立つ色を着ている人は、山ではよく見ますが、渓流だとあまり見かけません。

フィッシング製品にも、ベージュやカーキなどのアースカラーが多いですよね。

釣り人たちは、派手な色は魚に気付かれると考えている人が多いです。

実際のところ、それがどこまで真実なのかは分かりませんが、確かに白など明るい色の服を着ているときは、魚に気付かれることも多いような気も・・・。

でも、あまり気にせず好きな色を着ています。

 

以上の4点も、絶対というものではありません。

フライフィッシングは、自然と一体になるアウトドアスポーツ。

着心地がいい、デザインが好きなど、自分が自然体でいられる服を着ることが正しいと思います。

無理してフィッシングウェアを着る必要もなく、トレッキングやランニングウェアでもいいし、普段着でも構いませんよ。

 

 

ウェーダーの下に何着てるの?

何でもOKと言われても、何を着たらいいか分からないという方のために、実際に釣りの時に着用している具体的なレイヤリングをご紹介します。

参考にしてみてください。

 

春・秋

【トップス】

基本はベース、ミドル、アウターの3レイヤーで考えています。

ベースレイヤーは化繊の乾きやすいもの。

肌寒い季節は長袖、暑くなってきたらタンクトップに切り替えます。

その上に着るミドルレイヤーは、好きな綿のシャツやロンTやパーカーを着ることが多いです。

綿は濡れると乾きにくいので、完全に見た目重視のチョイスです。

転んでずぶ濡れになったりすると最悪なのですが、源流釣行や長いトレッキングを伴うことが無い限り、中間着は普段着の感覚でもOKだと思います。

寒い時期はフリースや化繊のジャケットをこの上に重ね、フィッシングジャケットか防水のハードシェルを羽織ります。

 

【ボトムス】

ウェーダーの下は暖かい化繊のレギンスを履いています。

寒い時期はダウンパンツを重ねることも。

靴下はウールのトレッキング用厚手ソックス一択です。

 

クッション性があり足が痛くなりませんし、汗をかいても蒸れ知らず。

ウールは濡れても保温性を維持する機能があるので、万が一ウェーダーに水が染みてきてしまっても耐えられます。

 

 

これにキャップかハットを被り、偏光サングラスをします。

意外と手の甲が日焼けするので、速乾性のある指なしグローブはおすすめです。

 

 

【トップス】

薄手の長袖化繊ベースレイヤーを着ます。

ロンT感覚で着れるもの(透けないもの)であれば、そのまま1枚だけの時もありますし、上に半袖Tシャツを重ねることも。

夏場でも朝晩は冷えるので、小さくなる薄手のウィンドブレーカーを携帯しています。

 

【ボトムス】

薄手の速乾レギンスか、伸縮性のある細身の薄い化繊パンツを履いています。

靴下は春、秋と同じウールの靴下を使っています。

厚手で大丈夫?と思うかもしれませんが、暑くても蒸れずに快適ですよ。

小物は帽子、偏光サングラスのほかに、サンマスクも必須です。

 

 

 

ベストは着る?

フライボックスやアクセサリーをしまっておけるポケットがたくさんついたフィッシングベスト。

渓流釣りの象徴的なアイテムですが、これがなんともおじさんくさくて、女性に不評です・・・(笑)

私自身も、機能はベストに勝るものは無いと分かっていながら、ベストを着たくなくて試行錯誤しています。

現在は肌寒い時期はフィッシングジャケット、夏はフィルソンのパックベストを使っています。

フィルソンはクラシックなデザインでかわいいです。

こちらは同じシリーズのウエストバッグ。↓

出典 FILSON

 

ベストは着たくなければ着なくていいと思います。

スリングやバックパックなどのバッグスタイルもいいですね。

回数を重ねながら、自分に合ったスタイルを探っていきましょう。

 

こちらも合わせてご覧ください。

フライフィッシングを始めるにはどんな道具が必要?アクセサリー・装備編

 

まとめ

紹介したレイヤリングはあくまで一例です。地域によって気候は変わりますし、小さな里川か本流か、はたまた山奥の源流かによってもウェア選びは変わります。いずれにせよ、動きやすく乾きやすいという点をおさえておけば大丈夫です。女性は特に、ファッションでモチベーションが大きく変化するもの。いつでもオシャレでいたいと思いますよね。昔ながらの釣りのスタイルを真似するのもいいですが、型にはまらず、自分のスタイルを見つけてみてください。

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