【最高の達成感を味わおう】苦しいけどロードバイクで登りたい!全国にある激坂スポット

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【最高の達成感を味わおう】苦しいけどロードバイクで登りたい!全国にある激坂スポット

サイクリストの間では、勾配のキツイ上り坂のことを「激坂」と呼び、ヒルクライムの腕試しやトレーニングスポットとして愛されています。気を抜くとペダルが止まりそうな急な上り坂を頑張って登った先にあるのは、得も言われぬ達成感と爽快感です。それを味わうために、サイクリストはわざわざ苦しみを味わいに行くといっても過言ではありません。今回はそんな全国にある激坂スポットを紹介していきます。

激坂ってどんな坂?

 

基本的に「激坂」の定義はありません。

個人の実力や感覚で「これは激坂だなぁ・・・」と思ったら、激坂だといってもいいのでしょう。

おおよその目安としては、平均勾配が10%を超え、最大勾配が15%を超えたら充分激坂といえるでしょう。

しかし、全国には最大勾配が20%を軽く超える、お化けのような激坂がごろごろ存在しています。

坂の名前を聞いただけで、顔をしかめてしまう人もいるでしょう。

また、激坂では、ペダルが全然回らなかったり、一度ストップしてしまうと再スタートができないといった、通常では考えられないことがおきます。

必ずしも走って楽しい道ではありませんが、それでも激坂が好きなサイクリストは多く、全国の激坂スポットには、数多くのサイクリストが集まり、苦しんでいます。

普通の人から見れば、なぜわざわざ苦しみに遠い所へ行くのか、理解に苦しむかもしれませんが、これはロードバイクに乗らないとわからないことかもしれません。

 

 

東京のサイクリストを苦しめる「和田峠」

 

まず、最初の激坂は東京都にある「和田峠」です。

3.6㎞の短いヒルクライムコースの中に、平均勾配10%、最大勾配18%の激坂がサイクリストたちを苦しめます。

東京のサイクリストには、有名な峠道で、「和田峠」を一度も足を着かずに登ることができれば、それなりの実力の証明になります。

コースプロフィールを見るだけで、息が詰まってしまいそうな激坂ですが、この苦しみと達成感を一度は味わっておいた方がいいでしょう。

 

距離:約3.5㎞

平均勾配:10%

標高差:363m

 

 

関西一の激坂「暗峠」

 

関西の激坂スポットとして有名なのが、「暗峠」。

こちらは一応国道なのですが、あまりに過酷な道路であることから「酷道」とも呼ばれています。

「暗峠」には、路面上に丸い模様がついていますが、これは急勾配で自動車のタイヤが滑り落ちないために施されているもので、これを見るだけでもこの坂のキツさが伺えますね。

平均勾配は驚異の17%で、最大勾配は28%とペダルを踏むことさえ許してくれない、劣悪な急坂です。

先ほど紹介した「和田峠」が可愛く見えてくるような強烈さですね。

普通のサイクリストは、まず近づこうともしませんが、たまに足に自信のあるヒルクライマーや、ネタとして訪れる人も多く、もれなく激坂に苦しめられています。

この激坂、まず止まってしまったら最後、再出発することがかなり難しいでしょう。

ペダルを回し始めるのですら難しい急坂ですから、進み始める前にバランスを崩してしまうかも。

激坂好きなら登りたくなる坂ではありますが、チャレンジするときには注意した方がいいでしょう。

 

距離:約2.4㎞

平均勾配:17%

標高差:401m

 

 

富士山を登っていく「ふじあざみライン」


 

こちらは関東近県の激坂の代表と呼ばれているコースで、「Tour of Japan」では、富士山ステージとして知られ、「弱虫ペダル」では、インターハイのコースとして登場しました。

「ふじあざみライン」は、静岡県駿東郡小山町から富士山5合目須走口を繋ぐ道で、富士山の5合目まで、標高差1000m以上を一気に駆け上がります。

平均勾配も約10%、最大勾配は22%とかなりの急坂ですが、「ふじあざみライン」の場合、この激坂が10㎞以上続くというのが過酷さを物語っています。

プロの自転車ロードレーサーでさえ苦しめられる富士山を登っていくような登り坂は、日本を代表する激坂といってもいいでしょう。

コース途中では、「馬返し」という激坂区間があります。

馬がひっくり返るほどの激坂ということですから、言葉だけでもキツさが伺えますね。

ここを登りきることができたら、ヒルクライマーとしてもかなりの実力の持ち主といえるでしょう。

日本一の富士山を登っていく「ふじあざみライン」、ぜひ挑戦してみてください。

 

距離:約11.5㎞

平均勾配:10%

標高差:1137m

 

 

まとめ

全国にはヒルクライマーならワクワクし、一般的なサイクリストならため息が出るような激坂がたくさんあります。山が多い日本の地形ならではの、急勾配区間が数多く盛り込まれた激坂スポットは、確かに登っている間はかなり苦しく、「もう二度と来るものか」と何度も思ってしまうのですが、不思議なことに上り切った後は、達成感に満ち溢れ、下りながらまた来てみようかなと思うものです。皆さんも、全国の激坂を見つけては登っていく「激坂バカ」になってみてはいかがでしょうか。

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